日本は4月7日に最初に出された緊急事態宣言が、約1カ月半ぶりに全面解除となりますが、現場最前線で私たちの生活を支えていただいている、医療関係者の方々をはじめ、ライフラインを維持してくださっているすべての皆様に心より感謝いたします。
一方、世界に目を向けると終息への道のりはまだ見えていません。国内では徐々に日常を取り戻していくでしょうが、「三密」「マスク着用」「リモートワーク」など、以前と同じ生活様式にはしばらく戻らないだろうし、正直全く元のとおりになってはいけないと思っています。私は持続可能な世の中の実現というフィルターを通して、COVIT-19から学ぶ姿勢を忘れてはならないと考えています。
少し前になりますが、「COVID-19とSDGs」と「ロードマップ」を国連が発表していましたのでご参考までに紹介したいと思います。
CIVID-19とSDGs(日本語訳は我流ですのでご容赦ください)
この図からはグローバルな観点で、私たちの社会や生活への影響が理解できると思います。また将来的にはワクチンの開発など 9.産業と技術革新の基盤をつくろう にも影響を及ぼすことが容易に想像できますよね。また医療の現場や教育や窓口で急激に使用が増えている防護用品などの増加などが、プラスチック廃棄物増を招き、12.つくる責任 使う責任 が注目されるようになるかもしれません。
このように、COVID-19の影響はSDGs17のゴールのうち 14.海の豊かさを守ろう、15.陸の豊かさを守ろう を除くすべてに影響を及ぼしていることが分かります。
国連の描くロードマップ
国内のCOVID-19対応が落ち着きを見せ始めているなか、しばらく世界に目を向けてみたいと思います。国連の描くロードマップは以下の通りです。次回はこのロードマップをもう少し詳しく見ていきたいと思います。
最後にCOVID-19のグローバルな視点のアップデートと学びを忘れないために、国連広報 事務総長のビデオメッセージ集のURLを添えておきます。
https://www.unic.or.jp/texts_audiovisual/audio_visual/videos/videos_messages/
どれも短いメッセージですが一貫して普遍的に大切なことを伝えていると思いますので、よろしければ興味のあるテーマを見てください。
ちなみにこの動画はCOVID-19について最初の動画です。