なぜ地域の想いは続かないのか?--”つながりの構造”から始める循環共生圏づくり

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  • 地域の熱が冷めていくとき、そこに”構造”はあるか?
    「とてもいい場だったんだけども、次が続かなくて」
    「みんながんばっているのに、なんとなく空中分解しそうで・・・」
    地域の循環共生圏づくりに取り組む中で、こんな声を聞いたことはありませんか?
    実はこれ、”やる気”や”関係性”の問題ではなく
    「構造がない」ことが原因である場合がほとんどです。

    地域には想いのある人がたくさんいます。農、福祉、教育、エネルギー、環境、文化・・・・
    それぞれの現場で、真剣に未来を考えている人たちがいます。でも、その想いがつながり、持続可能な仕組みになっていくには
    「構造」が必要です。

    たとえば

  • 誰が・いつ、何を決めるのか?
  • 住民の声は、どこでどう拾われるのか?
  • 単発イベントではなく、どうやって”続ける”のか?

    これらが設計されていないと、場の熱量に頼った一過性の活動になってしまいます。構造があると、地域は「続く・つながる・ひろがる」私たちFuture Creation Lab.オブリガードでは地域の想いや活動の”土台”を整えるために「構造の見える化」セッションを行っています。これは、頭の中にあるバラバラの想いを、緊張構造チャートという形で図にして整え、導線を引くプロセスです。たとえば

  • イベント後の”次の一歩”が決まっていない
  • 参加者がリピーターにならず、広がらない
  • 自治体、企業、住民の連携が空中戦になっているそんな課題を、構造で整理していくことで、
    「持続する地域のしくみ」がすこしずつ形になっていきます。 

    あなたの“モヤモヤ”には、理由があります。

    地域で活動を続ける中で、こんな声を聞いたことはありませんか?
    「いつも同じ人ばかりが動いている気がする」
    「何度も話し合っているのに、なかなか物事が決まらない」
    「次の世代にどう引き継いでいけばいいかわからない」

    これらの悩みは、決して個人の努力不足ややる気の問題ではありません。私たちは、こうした停滞感の背景には「関係者の構造」があると考えています。

    だからこそ、いま必要なのは
    関係性に依存せず、関係性が自然に育つ場づくり」です。
    これは、地域における循環と共生を実現するための、核心となる視点です。


    「構造」を見ることから、すべてが動き出す。
    「構造」と聞くと難しく感じるかもしれません。でも、実際のセッションでは、とてもシンプルな問いから始まります。
    ・何が詰まっていると感じますか?
    ・誰と、どこで、何が止まっていますか?
    ・どこに“導線”がなくなっているでしょうか?

    図を描きながら、地域活動の現場を一緒に眺めていくと、「だから進まなかったのか」と、自然に見えてくるものがあります。これは、静かだけれど力強い場です。

    このワークショップは、派手な演出も、正解の提示もありません。
    けれども、そこには確かな想いがあります。

    ・上手くいかなかった過去
    ・伝わらなかった言葉
    ・止まってしまった時間

    そうした現実を越えていくための鍵が、「構造を見ること」なのです。これは、人を責めたり変えようとする視点ではありません。
    今ある“流れ”を見直し、もう一度、前に進む力を取り戻すための視点です。

    この小さな場で、「構造」と「希望」がつながる感覚を、ぜひ体験してみてください。

    こんな方におすすめです
    ・地域活動が”想い頼み”で続かないと感じている
    イベント後の仕組みづくりや連携がうまくいっていない
    ・次世代へのバトンや、他分野とのつながりを模索している

  • 「構造の見える化」体験ワークショップ

    🗓️ 開催概要
    日時:8月30日(土)18:00〜20:00
    会場:J:COM中央区民センター(大阪市立中央区民センター)
    参加費:無料
    定員:10名(先着順)
    👉 詳細・お申込はこちら


    https://peatix.com/event/4499590/view

  • 2025 08.11
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