何かを創り出すには、まず「デザイン」し、そして「実行」しなくてはなりません。
どんなに素晴らしい構想も、動かなければ現実にはなりません。
戦略的に描くのか、有機的に育てるのか。
その選び方自体が、すでにデザインの一部です。
でも、最も大切なのは――
描いたら、動くこと。
考えるだけで終わらせないこと。
今まさにチャートを書こうとしているあなたが、
その一歩を「実行」に移せば、未来が動き出します。

志を形にするために ― 戦略的な一歩をどう選ぶか
長期的な目標や志を抱えて行動していくとき、もっとも大切になるのは「戦略的な選択」です。限られた資源、時間、エネルギーのなかで、どこに力を注ぐか。その選択が、未来を大きく左右します。
では、選ぼうとしているその戦略が良いものかどうか、どう見極めればよいのでしょうか?
ひとつの確かな問いがあります。
「この一歩を踏み出すことで、次の一歩がよりたやすくなるだろうか?」
優れた戦略は、初めから大きなことを成し遂げようとはしません。
まずは小さな、しかし確かな一歩から始まります。その一歩によって、実感できる成果が早めに得られ、周囲の理解や協力も得やすくなります。
そうして得られた手ごたえが、次のステップを呼び込みます。次のステップは、より広く、より深く展開していく。結果として、最初は到底無理だと思っていたような大きな課題にも、自然と手が届くようになるのです。
「まずはできることから」。しかしその選び方には、戦略の眼が必要です。
小さな一歩が、次の一歩を引き寄せ、やがて大きな流れとなる。そんな歩みを重ねてこそ、志は現実に変わっていきます。
リーダーとしての皆さんの一歩が、未来の礎をつくります。

創造プロセスの手順
11.03
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