最近企業のCSRレポートを見ると、CSR活動の紹介とともに、その活動の該当するSDGs17のゴールのアイコンがチェックリストのように表示されているケースが見受けられるようになってきました。
SDGsの普及を嬉しく思う一方、SDGsの関与を積極的に公表するだけの薄っぺらなメッキの情報じゃない!?と思わざるを得ないようなものも多くなってきました。
SDGsの本質はそのゴール間のつながりにあり、17の目標のどれもが他の目標と密接につながっています。17のゴールをそれぞれ分けて個別にチェックリストを作ることは、目標間の分断を生み、かえって持続可能の足を引っ張る結果になる恐れがあります。
7月5日(月)開催予定の「SDGs推進リーダーのための未来創造スキル習得 半日ワークショップ」(オンライン相談付き)では、メッキのSDGsと地金のSDGsの違いはなにか?ブームに踊らされずサスティナブルな社会にしていくための外してはならないポイントはなにか?そもそもなんで2030年なの?そんなことも取り上げていきたいと思います。皆様の参加をお待ちしています。
今回の投稿は、サスティナビリティ博士 工藤尚悟さんのnoto投稿「SDGsブームに感じる違和感:SDGsについて抑えておくべきことリスト」を参考にしています。SDGsの違和感についてわかりやすく解説されていますので、是非ご覧ください。